- HOME
- エキシマライト療法(紫外線療法)
エキシマライト療法(紫外線療法)
ここでは、色々な病気を紹介します。気になる症状がありましたら、医師にご相談ください。
紫外線療法
エキシマライト-マイクロ
これまでの紫外線照射治療は、広範囲の照射しか出来ず、その為に光の強度が弱くなかなか改善が見られませんでした。
このエキシマライト―マイクロは、ターゲット型紫外線照射装置であり、エキシマレーザー装置と同じ308ナノメーターと言う紫外線(UVB波)を、難治性疾患部位に照射します。狭い範囲(最大5×6cm)に照射されますので、治療回数は必要ですが、これまでの紫外線照射治療で影響が見られなかった疾患に優れた改善を示します。
※治療は5cm×6cmスポットにて1回10秒程度と短時間です。照射の痛みは少なく、少し暖かく感じ病変部のみを治療できます。
【適応症】
- 尋常性白斑
- 尋常性乾癬
- 掌蹠膿疱症
- アトピー性皮膚炎
尋常性乾癬・尋常性白斑・掌蹠膿疱症
尋常性乾癬・尋常性白斑・掌蹠膿疱症について
- 1
- 尋常性乾癬・尋常性白斑・掌蹠膿疱症は現代医学におきましても、その発症原因が確定されてない疾患です。
- 2
- 尋常性乾癬・尋常性白斑・掌蹠膿疱症の治療は「ナローバンドUVB治療(狭域紫外線照射」「ブロードバンドUVB治療(広域紫外線照射)」「外用剤治療(ステロイド薬剤の塗布)」「PUVA治療(紫外線UVAの照射)」などがありますが、医療機器の進歩により新しいエキシマライトを用いた「ターゲット型紫外線治療」をおすすめしています。
- 3
- エキシマライト-マイクロはターゲット照射型でありますので、顔、首、手足、手指など見える範囲の病変部の治療に適しています。
- 4
- エキシマライト-マイクロによる尋常性乾癬・尋常性白斑・掌蹠膿疱症の治療は、学術文献において全体の90%以上に明らかな働きを認め、治療開始3ヵ月(約30回の治療)では、そのうちの80%(過半数)の患者さまに著効(Excellent)の結果を得ています。白斑症では全体の89%に色素が戻る働きを認め、治療開始6ヵ月(約55回の治療)では49%の患者さまに著効(Excellent)の結果を得ています。
- 5
- 尋常性乾癬・尋常性白斑・掌蹠膿疱症の治療は、新しいエキシマライト-マイクロを用いても難治性ではありますが、この装置による治療は、これまでのどの治療よりも優れた働きを示しています。
尋常性乾癬
尋常性乾癬は自身を守っている免疫バランスが崩れて皮膚を攻撃し、赤い発疹ができる疾患です。肉を好んで食べるといった食生活の欧米化、飲酒・喫煙などの習慣がある方で、特にストレスを強く感じている方に発症する傾向があると考えられています。
乾癬の発症原因は解明されておりませんが、「遺伝的要因」(もともと乾癬になりやすい遺伝子)と「環境的要因」(生活習慣の乱れ、肥満やストレス、感染症など)が複雑に関与することによって炎症(免疫バランスの異常)が発生し、乾癬が発症すると考えられています。