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蕁麻疹(じんましん)
ここでは、色々な病気を紹介します。気になる症状がありましたら、医師にご相談ください。
蕁麻疹(じんましん)
蕁麻疹(じんましん)とは?
蕁麻疹は、突然、虫に刺されたような、皮膚から盛り上がったかゆみを伴った膨疹、発赤を生じます。
この膨疹は、アレルギー性あるいは非アレルギー性のなんらかの機序により皮膚のマスト細胞という細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出され皮膚の微小血管が拡張し浮腫を生じたものです。
しかし、その原因としてのものはほとんど特定できませんが、増悪因子には種々の因子が関与していると考えられています。
- 感染や胃腸炎
- 疲労やストレス
- アトピー皮膚炎
- 食物中の防腐剤や人工色素
- 食物中のヒスタミン(さば・まぐろ)
- 薬剤(消炎鎮痛剤、防腐剤、血圧降下剤、造影剤など)
- 膠原病など
- 内臓病変など
これらの因子が単独で、または、複雑にからみあって関与しているのではないかと想像されています。
特殊な形の蕁麻疹としてコリン性蕁麻疹があり、入浴、運動、精神的緊張などの発汗刺激により生じます。
治療は症状と重症度により異なりますが一般には抗ヒスタミン作用を持つ抗アレルギー剤が第一選択ですが、血圧低下と呼吸困難のショックのときは救命救急処置が必要です。