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皮膚顎口虫症
ここでは、色々な病気を紹介します。気になる症状がありましたら、医師にご相談ください。
皮膚顎口虫症
皮膚顎口虫症とは?
日本人は古くから魚を生で食べてきました。近年、冷凍技術の発達や輸送時間の短縮により外国や日本各地の種々の食材を食べることが可能になり、そのために元来口にしない物まで食べる機会が増えました。数年前にドジョウの生食がはやりました。最近では、新鮮な生のホタルイカも食べることが可能になりましたが、ドジョウやホタルイカには顎口虫という線虫の一種が寄生しこれが人の体内に入ると皮膚の下をはいまわるために皮膚に線状のミミズ腫れが生じます。治療はその虫を取り出せれば、改善しますが、つかまえるのはなかなか困難です。虫体は熱に弱いので生食は避けてボイルなどをして食べることをおすすめします。
顎口虫はこれら以外にもスッポンやヘビ、ブラックバスにも寄生していますので生血を飲んだり、刺身で食べるのは避けましょう。