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専門性を生かした親切で丁寧な診療をおこない、どんな症状も改善へ向けてできる限りの方法を考えます。
大正5年の開業から先々代、先代に渡り受け継いだ人のために尽くす精神で、患者さま一人ひとりと真摯に向き合い、患者さまとの関わりを大切に、専門性を生かしてどんな症状も改善できるように可能な限り努めていきます。
先々代、先代から受け継いでいること
患者さま一人ひとりと真摯に向き合って診療する姿です
当院は大正5年に開院し、現院長で3代目になりますが、先代、先々代から受け継いだものは、なによりも先代の口癖であった「医は仁術」という言葉にもとづく、「人を慈しむ心」をもって診療をおこなうことです。開院当初、祖父は地域医療のために邁進していましたが、当時は日本全体が今のように豊かではなく、無償で診療することもめずらしくなかったそうです。そこにある人のために尽くす精神を大切にしていきたいと思っています。
それはまた、医師としてはあたりまえのことですが、「患者さま一人ひとりと真摯に向き合って診療すること」の継承と言えるかもしれません。どんな症状があるのか、どんなことに困っているかなど、患者さまのお話をしっかり伺うことが診断につながりますし、患者さま一人ひとりにより合った病気への対応も可能になります。その一つとして心がけているのは、分かりやすい言葉を選んで丁寧な説明をすることです。病気について詳しく説明し、納得いただいてから治療に移ることが大切だと考えています。
100年以上にわたりこの地で地域医療に携わっていますと、代々通ってきてくださる患者さまも多くいらっしゃいます。関係性が築けている中での診療は、お互いに話しやすく、それが治療にもつながっていきます。今後もこのようなつながりや信頼関係を大切に、地域医療に貢献してまいります。
現在取得している専門医の科目に携わる理由
院長:症状改善への実感で皮膚科へ 副院長:当院継承のため内科を選び腎臓について勉強
院長:皮膚科の医師になろうと思ったのは、元々興味があったということもありますが、皮膚科は来院された患者さまの症状が改善した状態でご帰宅いただけることが多いということ、つまり、医師として人を助けられる可能性の大さきです。すぐに症状が改善する病気ばかりではありませんが、「日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医」として、幅広い皮膚疾患の診療にあたることで、症状が改善して患者さまが喜ばれる姿を目の当たりにできること、それを実感できることは大きな喜びです。
副院長:当院を継承しようと考えていましたので、内科の医師になることは決めていました。その中でも日本腎臓学会認定の腎臓専門医を取得するに至ったのは、腎臓は専門性が高いこと、内科全体の元になっている内臓が腎臓だと考えたことからです。腎臓は高血圧症といった循環器の病気などにも関わってきますので、内科の診療に広く対応できるとも考えました。勤務医時代は主に腎臓の疾患の治療に携わり、ネフローゼ症候群や腎移植などの診療をおこなってきました。
医療機器導入と病気治療へのこだわり
患者さまのかゆみを軽減することを考えた末、エキシマライト(当院2代目)を導入
皮膚のかゆみというのはついつい掻きたくなるものですが、掻くことによって皮膚が傷つきかゆみも強くなるという悪循環があります。また、掻きたくても掻けないというのは、大きなストレスにもなるものです。そこで、当院ではどうすれば患者さまのかゆみとストレスを軽減できるかを考えた末、「エキシマライトーマイクロ」という紫外線照射装置を導入し、エキシマ光線療法をおこなっています。
現在の機器は当院では2代目にあたり、従来のものよりも照射の範囲を狭く強い光を照射することで、よりかゆみを軽減できるように目指しています。尋常性白斑・尋常性乾癬・掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)・アトピー性皮膚炎のかゆみの改善が期待できますので、かゆみにお困りの方は一度ご相談ください。
今後も、「患者さまのためになるもの」というスタンスでの機器の導入にこだわっていきたいと思います。そして、専門性を活かし、難治性の病気であっても改善に向かえるようにできる限り考えていきたいと思っています。
エキシマライトーマイクロについて詳しくはこちらをご覧ください。